わたくしは再三にわたって
「CPが最強。柔らかい水着は嫌い。」
と豪語してきました。
しかし先日のジャパンマスターズ50m自由形をカーボンエア2を着て、24.03のシーズンベストを更新して
「あれ?カーボンって悪くないんじゃないか?」
という気持ちになりましたので、
自分のこの好きな人が2人いるようなモヤモヤした心情を整理するために、CPとカーボンについて良いところと悪いところを挙げていきたいと思います。
今水着の購入を検討していて
で迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
アルティメットアクアフォースCPの良いところ
わたくし的に感じているCPの良いところを挙げていきます。
ホールド感
ここが1番の差別化ポイントであり、意見が分かれるポイントです。
個人的にはミズノの水着は締め付けが強く、アリーナもそれに近づいてほしいなと思っていたところ、
CPが登場してミズノへの未練を断ち切ってくれました。
腰と太ももの滑り止めテープが強い
これはライトニングやカーボンとの比較になりますが
(↑この水着がライトニング)
滑り止めテープがしっかりしていて、かがんだり曲げたりしても水着がずれることがありません。
スタートの構えをとると腰の部分がずれたりすることが気になり、
そうならないためにヒモをキツく結ぶと今度は苦しくなってしまい「どうしたもんかな」と多少悩んでいたので
1つ悩みが解消された気分です。
アルティメットアクアフォースCPの悪いところ
悪いところはたぶんみなさん予想している通りですが書きます。
着るのが大変
これはホールド感の代償といえますが、強過ぎるホールド感がゆえにめちゃくちゃ着用に時間がかかります。
5回着るまでわたくしの指はグローブはめてても死にそうでした。
ズラして上げてズラして上げての繰り返しはレース前に体力を削られます。
これがスッと履ける水着なら非の打ち所がない完璧な水着なんですけど、なかなかそうはいきませんね〜
カーボンエア2の良いところ
続いてはカーボンエアの良いところを紹介します。
とはいってもほとんどCPの真逆なんですけどね。
秒で着れる
以前出した動画の企画で
高速水着を何分で着れるのか検証しましたが、
ライトニングを最後まで着ることができず断念しました。
このときNariが着ていたものがカーボンエア2で
着用時間がめちゃくちゃ早くてなにかの間違いじゃないかと思いました。
このときは柔らかいタイプの水着を着たことがなく、カーボンがこんなに柔らかいとは知らなかったのですが、
実際に履いてみてビックリ
わたくしも1分かからず履けます。
固めのものしか履いてこなかったので、衝撃的過ぎて最初は慣れなかったです。
動きやすい
柔らかいということは動きやすいということです。
ガチガチのデニムでは速く走ることが難しいですしY字バランスはできませんよね?
逆にストレッチ素材の服ならどうですか?
ユニクロのウルトラストレッチジーンズはジーンズなのにめちゃくちゃ動きやすいですよね?
カーボンもあんな感じです。
めちゃくちゃ動きやすいです。
足も開くしスタートの構えをとっても尻が裂けそうになる感覚はありません。
レース前に水着が破れでもしたらレースどころじゃないですからね。
カーボンエア2の悪いところ
これもほとんどCPの逆になります。
締め付けがない
これは弱いとかいうレベルじゃなく
「一切感じないレベル」
で弱いです。
体感としてはタフスーツよりも弱く感じるので、今までホールド感大好き人間だったわたくしからすると
不安というか微妙に感じます。
1番困ることが、
です。
サイズをCPがLサイズだったのでカーボンもLサイズにしたんですけど、カーボンはMサイズでよかったと思います。
今後のゆーじの勝負水着は・・・?
着用している感覚としてはCPが好きです。
タフスーツと違うホールド感でスイッチが入るような感覚があります。
ただ・・・
今後はカーボンやMFのような柔らかい素材の水着を着ていこうと思います!
最大の決め手は、
最近のレースではジャンプなどのアップを取り入れているのですが、
その際CPだと筋肉がしっかりと動きれている感覚がなかったからです。
レースだけを見るとCPですが、レースまでのトータルで考えるとカーボンになるなと判断しました。
CPとは完全にお別れするわけではなく、今後はCPとカーボンの二刀流
つまり二股していく予定です。
リアルでの二股はダメでも、水着の二股は全く問題ないので
悩んでいる方も試しに二股してみてください。