大木の練習の取り組み方【日本選手権で決勝に残ったサラリーマンスイマー】
お久しぶりです。
Excaliburのブログ・広報・筋肉担当
田中祐次です。
最近は本業も副業もなにもかもが充実しまくりでブログの更新が滞ってしまってすんません。
本当なら4月25日に静岡県浜松市でマスターズの大会が行われる予定でしたが、中止になってしまいましたね。
残念無念・・・。
他にもまだまだ楽しいことはあるので気持ち切り替えて次の大会の準備をしていきたいと思います(筋肉の)。
もうすぐGW(ゴールデンウィーク)ですね!
スイマーにとってGWは全然ワクワクしない地獄のイベントかもしれませんね(笑)
わたくしも学生時代のGWの記憶はあまり思い出したくないものばかりです(笑)(笑)
そんな練習漬けのGWの前に少しでも明るい気持ちで臨んでもらうため、
今回はサラリーマンとして働きながらも日本選手権でベストを更新し、決勝進出を果たした
Excaliburのスイーツ担当、大木涼平に、日頃どういった取り組みを行ってベストを更新したのかインタビューをしました!
・ベスト更新ができず悩んでいる方
・サラリーマンとしてフルに働きながらベスト更新を目指す方
・大木のファン
に読んでいただきたい記事となってます!
大木の魅力も含めてぜひ参考にしてみてください!!
大木涼平のプロフィール
Nariやわたくし(ゆーじ)の1歳下の中京の後輩になります。
萩野公介選手や瀬戸大也選手といったスター選手と同年代です。
専門種目は平泳ぎ
育ちは埼玉
クレヨンしんちゃんをこよなく愛しているとのことです。(嘘)
休日はディズニーランドやスイーツ巡りをするような今風男子
黙っていれば爽やか系です。
喋ってしまえばサイコ系ヘタレ野郎です。
(おっと・・・。俺の個人的な印象が漏れちまったぜ。)
ベストを出せた要因と取り組み
今回大木がなぜベストが出せたのか?
どういった取り組みをしたのかインタビューしたので紹介していきます!
(読みやすいように調整はしましたが、基本は本人が語ったことを変えていません。)
大会の感想
トレーニングを振り返って
個人的に、あまりウエイトトレーニングが合わない体質で、トレーニング後、身体に与える影響が大きかったため、プール内でのパワートレーニングに切り替えました。
日本選手権までの2ヶ月間実施していましたが、スピード自体は変わらず、むしろ上がっていました。
個人個人のタイプに寄りますが、ウエイトトレーニングは絶対に行わなければならないということではないことに気づけました。
(同じ環境で練習している)岸さんは逆にウエイトトレーニングをすることにより、爆発的なパワーが生まれ、ベストタイム更新したのだと思います。自分とは真逆のタイプです。
先に1回ドルフィンキックを入れることにより、スピードが維持され、また落ち着いて手の返しと脚の返しを行うことで、抵抗を少なく、掻きと蹴りをしっかり最後まで伸びて行えました。
そこからの1ストロークも落ち着いて行うことで、上手くスピードに乗れたと考えます。
と、いった感じです。
もちろん!こんなかしこまった感じでのインタビューはしてないのでご心配なく!
水中アイテムや撮影などで練習にもメリハリを!
大木はよく撮影をして自分の泳ぎの改善点を探しています。
今回もひと掻きひと蹴りのタイミングを変えてみたり、スタートなども撮影を行いながら修正をしていました。
サラリーマンという環境であれば、アフターファイブと休日の時間をどうやって使うか、無駄のない効率的な練習にするかが鍵です。
大木だけでなく、きっしーや代表のNariも働きながら泳いでいます。
わたくしは毎日が筋トレです。
撮影をしたことがない人は、まず頭の中に「自分はどういう風に泳いでいるか」イメージを持ってください。
撮影後に自分のイメージと実際の泳ぎがどれくらいズレているのかを確認して、練習ではイメージに近づけるための練習をしましょう!
ショボいイメージや控えめなイメージを持つことはやめましょう!
自分のレベルより低いイメージを持ったところでなんの成長もありません。
自己満のレベルで終わってしまいそれこそ時間の無駄遣いです。
・イメージは詳細に
・イメージはリアルに
持つようにしましょう!
ウエイト代わりのパワースイム
大木がインタビューの中で気になることを言っていましたね。
「ウエイトトレーニングを辞めて週1でプール練習時にチューブやフィンパドを利用したパワーに置き換えました。」
と。
ウエイトをしないなんて・・・。
次に会ったときはシバいておかないといけませんね。
それはさておき、
チューブやフィンやパドルはみなさんどんなものを使っていますか?
こだわりを持って道具は選んでいる方もいるかと思いますが、使ったことがない方はどういうものがトレーニングに向いているか分からないと思います。
わたくしが実際に使ってよかったものを紹介していきますので、Nariや大木や他の選手が使っていたものが知りたい方は個人のSNSからDMしてください。
フィン
フィンでパワーを付けていくのであればスピードを出しやすく、外れにくくブレード(フィンのしなる部分)が固いものがおすすめです。
ただし、ブレードが固くなれば固くなるほど足への負担は大きくなりますし、ブレードが長くなれば長くなるほど実際の感覚と変わってきてしまうので、レベルに合ったものを選ばなければなりません。
サイズも大きすぎれば速く動かしにくく、小さすぎれば靴ずれみたいになって皮がズルむけます。
意外とフィン選びは難しいです。
わたくし、何度も失敗しました。
4種類程使って最も使いやすかったのフィンがこちらになります。
ハイドロ・テック2
ソルテックの「ハイドロ・テック2」
の!ソフトタイプ!
ハードタイプも使いましたが個人的にはソフトタイプ推しです。
このフィンがスピードは出しやすいフィンでした。
ズレにくいというのもポイントですね。
本体とかかとのストラップが一体化していてストラップも幅が広いので激しく動いてもズレはありませんでした!
大木が言っている「フィンパドスイム」には最も適したフィンかと思います。
トライタンフィン
これもソルテックの商品ですが、「トライタンフィン」というのも候補に挙げておきます。
このフィンが優れているのは、平泳ぎにも対応しているところ。
ハイドロ・テック2だと平泳ぎの場合、足首の動きが上手くできませんがこのフィンだと”他のフィンよりは”泳ぎやすく、フィンを装着したまま4種目を泳ぐことができます。
過剰な期待は禁物ですが4種目泳ぐような方や平泳ぎ専門の方にはおすすめですね!
ただし、わたくしこのフィンでスピード練習は無理でした。
なぜかというと、ストラップ部分がゴム紐のため、全力ハードスイムになるとゴムが伸び切ってしまいフィンが外れてしまうことが多々ありました。
・パワーが小さい小中学生や女性
・平泳ぎ専門の選手
におすすめするフィンになるかと思います。
パドル
パドルに関しては「水のかかり方が〜」とか言う人もいますね。
わたくしの場合、ぶっちゃけそこまでパドルに違いを感じることができなかったので、パドルに求めていたのはこれだけです。
壊れにくさ
たぶんパドルの定番といったらこれになるかと思います。
ストロークメーカーです。
このパドルずっと使われている超定番商品ですよね!
このパドルはですね〜
悪くはない、悪くはないんですよ
たぶんわたくしの力のかけ方がへったくそだったせいもあるんですけど、何回も壊れました。
それこそ年に4回は割れてましたね。
なのでもったいないなという気持ちと
みんな使っているから違うの使いたいという
スウェーディッシュゴーグルと同じように個性出したがり精神が爆発してしまい違う商品を探しました。
そうするとちゃんと見つかりましてね〜
このパドルにしてからは割れることなく使い続けることができたし、
良いのか悪いのか他に使っている人を見たことはなかったです(笑)
それがこちら
「SKATE 4000」
(残念ながらAmazonにも楽天にもないみたいです。)
これ、めちゃくちゃ頑丈で壊れることはありませんでした!
黒と赤というのも個人的にイかしていておすすめのパドルです!
ただもう一度言いますが、他に使っている人を見たことはありません(笑)
じゃなんでそんなものを使っているのか?
たぶんこのSKATEのパドルは、ハンドパドルとしてはイマイチの人気だったかもしれませんが、こちらで人気はあったと思います。
「SKATE 3000」
わたくしはずっとフィンガーパドルを使っていました!
ハンドパドルは重たすぎて全然スピードが上げられなかったのでフィンガーパドルでスピードを出していました。
今思えば完全に逃げですけどね(笑)
フィンガーパドルはキャッチが苦手な方には特におすすめのもので
当時高校生のわたくしは、スイマガ
で、日本代表選手がフィンガーパドルしか使っていないという記事を読んでフィンガーパドルを使うようになりました。
そのときに紹介されていた商品がこの「SKATE 3000」です。
(中途半端にミーハーなのでそういうところは影響されていまして)
今ではいろいろといい商品が出ているのでどれがいいか断言はできませんが、そんなときはNariのおすすめを紹介したいと思います。
SWANS Aパドル
これは今度Nariに紹介してもらいましょう!
話がだいぶ脱線しましたが、自分に合った最適なトレーニング方法を模索しましょう!
すいません。
まとめに入ります。
大木はスイムで、きっしーはウエイト(大木によれば)で、
それぞれベストを更新しました!
「水泳だからスイム練習をしないと速くならない」
というのは間違いだと思います。
「自分のタイムを上げるために必要なことを行う」
これに限ると思います。
与えられたメニューをこなすだけじゃなく、今の自分は何が足りないか、何が必要なのか考えられるときっとベストは更新できるので、日々模索して頑張っていきましょう!
わたくしの当面の目標はどんな大会でも一番ゴツい体でいることです。
↑なんでやねん